地球と環境の用語集 ~ 金の採掘
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金は化学に安定な物質ですが、マグマや熱水の中では硫黄と結びついたかたちで溶けて運ばれることがあります。そうして、溶解度が低下したところで、単体の金(若干の銀を含む)として沈澱します。金は最初から金として出てくるのです。地表に金を含む鉱体が露出すると、風化で岩石がボロボロになり、他の鉱物はこわれていきますが、金は安定であるためこわれずに残ります。そして、水によって流され、運ばれていきます。金は密度が大きいので、運ばれる砂や泥の一番下に集まりやすいのです。砂金の採取は、そのようにして河川に運ばれた土砂の底の方を洗って、密度の大きい砂金を分離して集める作業で成り立っています。かつて河床だったところにたまった地層の中にも、砂金が集まっていることがあります。ここで紹介している金鉱は、そのような第四紀の河川堆積物を掘って、たくさんの人々が金を探して採掘を続けているところです。