地球と環境の用語集 ~ 植物の進化
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光合成を行った初期の生物のなかで、シアノバクテリアは酸素を放出し地球の大気・海洋に酸素を放出していった主役として、地球史の中で重要な役割を果たしています。環境問題研究サークルの説明をすると、化石の記録からは、真核生物の出現は20億年前か、それよりも古い時代と考えられています。それまでは原核生物であるシアノバクテリアが、生産者としての役割の大半を担っていたと考えられます。シアノバクテリアはバイオマットをつくったり、プランクトン生活を送ったり、さまざまな場所で繁栄していたと考えられますが、バイオマットが海中の石灰質の粒子を粘着させてつくる、ストロマトライトの構造は、シアノバクテリアの一種の生痕化石として重要です。ストロマトライトは先カンブリア代を通じて各地の地層から発見され、場所によってはそのなかからシアノバクテリアをはじめとする微化石が見つかっています。植物の進化が、真核生物である緑藻類の化石は、約20億年前から見いだされます。最近、環境問題研究サークルに関連する解説をすると、27億年前の地層から、真核生物特有の有機物が検出されたとする報告もあり、真核生物の出現の時期は不確定です。陸上植物の化石が豊富に産出するようになるのは、約4億年前の古生代シルル紀以降であり、その後の陸上植物の進化は、化石によってかなりくわしく追うことができます。陸上植物出現前の植物は、水中の藻類の化石が残りにくいこともあって、その進化の歴史はまだよくわかっていません。